もともと日本人の意識の中心、喜怒哀楽の中心は腹にありましたが、合気道ではまさに、丹田からすべての力の波が始まります。手や腕の動きとして表に出てくる様々な技は、丹田から生み出される三次元の動きの表出にすぎません。
仙骨と下丹田を意識する武道的歩き方(気の球体をつくる)
仙骨を締めることで背骨がまっすぐに立ち、上半身が安定します。そして、臀部からハムストリングスを意識することで、上下動のないスムーズな足の運びが可能になります。また下丹田に身体意識が集中し、気の球体を産み出します。
相手の気持ちとエネルギーを乱さない正面打ち一教・裏(初心者教室)
切り込んでくる剣の軌道を乱さず、相手の気持ちとエネルギーと一体化してダンスのように捌き崩すのが、合気道の真髄です。だからこそ、技をかけられる側も、どんなに厳しく捌かれてもすがすがしい気持ちになります。
呼吸力の探求⑲皮膚で繋がり脱力する(諸手取り呼吸投げ)
熱い石の上に一滴の雫が落ちて一瞬で蒸発するように脱力すれば、緩急の呼吸力は小さな波を大きなうねりに変えます。
呼吸力の探求⑱肩を掴みに来た相手を吹っ飛ばす(肩取り呼吸投げ)
肩を掴みに来た相手ときちんと繋がり、心身の緩急を駆使すれば、崩し、さらに吹っ飛ばすことは可能です。全身を締めるエネルギーを肩に集中させるだけで、肩そのものを動かそうとしているわけではありません。
合気下げの探求②皮膚で捌く(諸手取り)
合気下げの大前提は、自分の身体を塊にする収縮力ですが、相手との接触面=皮膚感覚も大切です。皮膚は「第二の脳」と言われるほどに、様々なセンサーを有し、脳以上に身体組織と密接につながっている。その皮膚で捌くことを目指します。
合気下げの探求①1俵の重さを伝える身体意識(二人掛け諸手取り合気下げ)
多くの現代人は、30キロの米袋がどれほど重いのかすら知りません。ましてや、1俵(60キロ)前後ある自分自身の身体を塊にすれば、どんな相手でもそれを支えることができないという実感が持てない。合気道の身体意識は、まずその自覚からこそ始めるべきでしょう。
それぞれのペースで楽しく稽古する(初心者教室)
5月以降、初心者教室への参加者は一気に増え、小学生から60代までの幅広い世代、しかも大半が女性の方です。合気道は老若男女問わず、安全に楽しく学べる武道です。
呼吸力の探求⑰心身をバネのように駆使する(正面突き呼吸投げ)
呼吸力は心身内部に強靭なバネを生み出し、その収縮と伸びを呼吸でコントロールします。バネの中心は下丹田にあり、それが強ければ強いほど、相手のエネルギーを吸収し、増幅させて相手に返すことができます。
呼吸力の探求⑯身体を瞬時に鉄の塊にする(両手取り合気下げ)
30キロの鉄の塊から出る鉄の取っ手を突然持たされたら、どんな力自慢の人でも一瞬で崩れます。呼吸力による心身の緩急で、その状態を自由に創り出すことを目指します。

