自分で腕を曲げようとすれば、力が入り相手とぶつかります。自分の腕を曲げる力は相手からもらう、それをブーストするために入身する。いずれにしても、腕力は百害あって一利なしです。
持たれた手を捨てる(後両手取り)
ガッチリと後から両手取りされた状態で稽古すると、いかに肩甲骨、肩、肘、手首、そして心が固まっているのかを痛感します。流れで.
誤魔化しているとこれは自覚できません。そして当然にも、固まった心身からは気は流れ出ることありません。
自分の回転運動に巻き込む
回転投げは、自分が自由に回転する渦に相手を巻き込んでいく感覚が大切です。相手を投げようとする意識が強いと、自分の軸がブレ、自分自身が回転できなくなります。
脱力と軸の大切さ③受けと取りは実験仲間
合気道に試合(試し合い)がないのは、技をかける側(取り)と、技を受ける側(受け)の関係が、常にお互いに高め合う実験仲間だからです。そして、実験を通じてお互いの心身の開発を行う。だから合気道は、老若男女を問わず、誰もが死ぬまで精進できる道を開いています。
脱力と軸の大切さ②ただ腕を下げる
何か強い意図をもって身体を操作すると、必ず相手に分かります。ただ腕を下げる。自分の腕がその重みで自由落下するきっかけを与えるだけ。これが一番難しい。
脱力と軸の大切さ①腕の重みを伝える
「女性のための護身術講座」で体験していただいたものを稽古でも取り入れました。本来誰もが持っている身体的な潜在能力を活かす。片腕は5キロぐらいの重さがあり、体重にいたっては誰もが50キロ前後あります。これを適格に駆使すれば、どんな力持ちでも崩すことができます。
片手取り呼吸投げ(前受身は軽やかに)
前受身を上手くできない方でも、安心して合気道の稽古ができるように、滅多にこうした技はやりません。ただ、さすがに有段者になると、このぐらいの受身は軽々と出来るようになりたいものです。
後両手取り呼吸投げ
前受身の練習を兼ねて、普段あまりやらない後両手取り呼吸投げを稽古しました。前に投げようとするのではなく、自分の肩甲骨、肩、肘を柔らかく使い、下に崩すのが肝です
肩取り二教は踏ん張らず浮いて捌く
作用ー反作用の関係を作らず、自分の体重をそのまま相手に伝えれば、どんなに力がある人でも耐えられない。そのためには、決して踏ん張らない、頑張らない。丹田を中心に浮遊した感覚で、リラックスして相手を捌きます。
「柔よく剛を制す」を諸手取りで検証する
武道的に求められる「上虚下実」を追求するためには、腕を駆使する意識を極限的に無くす必要があります。腕を曲がる、腕を上げるという動きは、すべて相手のエネルギーと自分の体捌きの結果であり、自分が意識して動かそうとした瞬間に、「上実下虚」となります。これを諸手取りで検証します

