里山合気会の稽古は、各人の問題意識を触発することがメインです。どんな習い事でも同じですが、すべての道は自分自身で切り拓くしかありません。道場はそのための実験場であり、道友は実験仲間。指導者も初心者も、誰もが試行錯誤を繰り返しながら稽古します。来年のテーマは「水になれ」。柔らかく、しなやかに、竹のようなレジリエンスを持つ心身を目指していきましょう。
丹田と結ぶ呼吸力
すべてのエネルギーは丹田に収め、丹田から発する。腕や肩などの部位は、そのエネルギーの通り道。触れられた場所から丹田までの経路を一瞬にして繋げる、丹田と結ぶ呼吸力を目指します。
呼吸力は筋力とは真逆
座技呼吸法で何を学ぶのか? 腕の力で頑張って相手を崩すのとは真逆の世界。踏んばらず、力まず、ただ腕を上げて下げる。すべてを何事もないように済ますことを目指します。
丹田から波をつくる座技呼吸法
合気道のすべての技は、丹田を中心とした呼吸力、それを波のように駆使することを目指します。波を作り出すためには、心身の状態が柔らかいことが不可欠です。肩や肘が硬いと、波はそこで止まり、伝わりません。
呼吸力で瞬時に重力圧を伝える座技呼吸法
40キロ近い物体が瞬時に1㎝上に動くだけで、すさまじい運動エネルギーです。そのエネルギーを相手に伝えれば、相手は無意識に防御本能が働いて立ち上がります。腕力など微々たるものです。肝心なことは、呼吸で身体を開け閉めする力は、誰もが生まれながらに持っていること。それを開花されるのが合気道です。
座技は丹田を浮遊させて捌く(半身半立ち正面打ち)
立技と同様に座技でも、踏ん張らず力まず、丹田を浮遊させて自由に動かして捌くのが理想です。
丹田から起動する座技呼吸法
接点で争わない、つまり接点から動くと、相手にすべて察知されます。それを避けるために、すべては身体内部から起動する。丹田がなぜ重要なのかの秘密はそこにあります。
接点で争わず脳の0 5秒の遅延を活かす
接点からの信号を脳が感知するまでのタイムラグは0.5秒。これを活かして相手の脳を騙せば、相手は自分自身の力で倒れます。
丹田の球体で捌く(腕力は使わない)
座技でも丹田は浮かせて自由に360度動ける状態で捌きます。
丹田に入れて呼吸で崩す肩取り二教
肩を掴んでいる相手の手を取りに行くのではなく、そのエネルギーを丹田にもらい、呼吸で崩します。崩しがそのまま二教につながるように、肩を柔らかく使い、丹田と連動させるのが肝です。

