常在自由の膝行の足捌きの基本

膝行は、立技における体捌き、足捌きと同じように、踏ん張らない、力まない、丹田を中心に浮いた感覚が基本です。相手を真下に崩せるように、後足をきちんと引き付け、常に重心が分散しない状態を維持するのが肝です。

呼吸で捌く正面打ち一教(呼吸力の探求①)

相手の打ち込みに対して、こちらも打ち込みで返さない。打ち込みに合わせて身体全体の呼吸で吸収し、下に崩す。呼吸力とは何か? 身体のすべての力を抜いた上で、最後に残るのは丹田を中心にした身体全体の開け閉めではないのか? 踏ん張れば足に、肩に、肘に力が入る。その力とはまったく次元の違う、踏ん張らない呼吸力を探求します。