当り前のように考えられているすり足は、自分の体重を下に逃がし、身体が重くなるためNGです。もし数十キロの物体が摩擦係数なしに自由に動けば、すさまじい運動エネルギーが発生します。浮舟はその状態に近づいていくための一歩です。
踏ん張らず力まず腕を使わない(問題意識を共有する②)
合気道を経験された方が体験に来られた場合、私たちがどのような問題意識で稽古しているのかをご説明します。技術的なことは指導者、道場によって千差万別なのは当たり前。ただ、同じ合気道仲間として、問題意識を共有できれば、楽しい稽古ができると思います。
相手を投げることではなく自然体に戻すのが目的(問題意識を共有する①)
最近、他県から体験稽古を希望される方が何人かおられ、「こんな小さな田舎の道場でよろしければお気軽にどうぞ」と楽しく稽古させていただきました。せっかく来ていただいたので、私たちがどのような問題意識で稽古しているのかはお伝えしたほうがいいと思い、それをまとめたシリーズを作成します。第1回は、「合気道の目的は相手を投げることではなく、自分自身と向き合い、自然体に戻ること」というテーマです。
心身を浮かせて膝抜きで動く(浮舟の探求⑧)
筋力や瞬発力に依存せず、自分のバランスをコントロールしながら膝抜きで動けば、踏ん張らず、力まず、固まることもありません。後両手取りなどの捌きにおいて、はっきりとその差が出ます。
3級・4級・初段審査へ向けての集中稽古②
前回の3級・4級審査へ向けての集中稽古①の途中から、初段審査に臨む方も加わり、さらに両手取り、諸手取り、正面突きなどを加えた13種類の技を網羅しました。
3級・4級審査へ向けての集中稽古①
3級と4級の審査を目指す方に、集中して審査対策の稽古を行いました。立技、座技、半身半立ち、後両手取りなど21種類の技を網羅。3級から一気に技の数が増えますが、それを覚えれば、ますます稽古は楽しくなります。
気の流れで捌く入身投げ(呼吸力の探求③)
呼吸が伸び伸びと自由に出来る状態だからこそ、気の流れは創り出せます。相手に持たれた手を意識すると、心身が窮屈になり、解放できません。小手先をどう捌くのかをいくら工夫しても、呼吸力にはつながらないのです。
心身の開け閉め(陰陽)で気の流れを作り出す(呼吸力の探求②)
合気道における呼吸力、それが産み出す気の流れとは何か? 合気道が心身の解放の道であるとすれば、相手に囚われずに自由に伸び伸びと呼吸することが不可欠です。そして心身の開け閉め、伸縮は常に表裏一体。まさに陰陽は呼吸そのものです。
呼吸で捌く正面打ち一教(呼吸力の探求①)
相手の打ち込みに対して、こちらも打ち込みで返さない。打ち込みに合わせて身体全体の呼吸で吸収し、下に崩す。呼吸力とは何か? 身体のすべての力を抜いた上で、最後に残るのは丹田を中心にした身体全体の開け閉めではないのか? 踏ん張れば足に、肩に、肘に力が入る。その力とはまったく次元の違う、踏ん張らない呼吸力を探求します。
全然関係ないことを考え技をかける(意識操作の探求①)
合気道では、「我を殺す」「相手を倒そうと思わない」など、様々な意識操作の重要性が指摘されます。相手とぶつからない技は、単に技術的な側面からだけでなく、こうした意識操作の側面からも追求されるべきでしょう。

