前回の3級・4級審査へ向けての集中稽古①の途中から、初段審査に臨む方も加わり、さらに両手取り、諸手取り、正面突きなどを加えた13種類の技を網羅しました。
3級・4級審査へ向けての集中稽古①
3級と4級の審査を目指す方に、集中して審査対策の稽古を行いました。立技、座技、半身半立ち、後両手取りなど21種類の技を網羅。3級から一気に技の数が増えますが、それを覚えれば、ますます稽古は楽しくなります。
気の流れで捌く入身投げ(呼吸力の探求③)
呼吸が伸び伸びと自由に出来る状態だからこそ、気の流れは創り出せます。相手に持たれた手を意識すると、心身が窮屈になり、解放できません。小手先をどう捌くのかをいくら工夫しても、呼吸力にはつながらないのです。
心身の開け閉め(陰陽)で気の流れを作り出す(呼吸力の探求②)
合気道における呼吸力、それが産み出す気の流れとは何か? 合気道が心身の解放の道であるとすれば、相手に囚われずに自由に伸び伸びと呼吸することが不可欠です。そして心身の開け閉め、伸縮は常に表裏一体。まさに陰陽は呼吸そのものです。
呼吸で捌く正面打ち一教(呼吸力の探求①)
相手の打ち込みに対して、こちらも打ち込みで返さない。打ち込みに合わせて身体全体の呼吸で吸収し、下に崩す。呼吸力とは何か? 身体のすべての力を抜いた上で、最後に残るのは丹田を中心にした身体全体の開け閉めではないのか? 踏ん張れば足に、肩に、肘に力が入る。その力とはまったく次元の違う、踏ん張らない呼吸力を探求します。
全然関係ないことを考え技をかける(意識操作の探求①)
合気道では、「我を殺す」「相手を倒そうと思わない」など、様々な意識操作の重要性が指摘されます。相手とぶつからない技は、単に技術的な側面からだけでなく、こうした意識操作の側面からも追求されるべきでしょう。
風船のような軽さで捌く後両手取り呼吸投げ(浮舟の探求⑦)
相手を重く感じれば、無意識に力が入ります。つまり、相手を軽く感じる、その心身の状態に自らを持っていくことが問われます。持たれた手は重力センサーで、それが測定値ゼロになるのが目標です。
舟漕ぎ運動と膝抜き(浮舟の探求⑥)
舟漕ぎ運動は、腕力に頼らず、重心移動により相手を捌くための練習法です。同時に、これと膝抜きを組み合わせることで、相手と一体化した状態での重心移動と崩しが可能になります。
浮遊する諸手取り呼吸投げ(浮舟の探求⑤)
どんなにがっちり持たれても、合気すればその力を感じなくなり、ゆえに自分も力を入れる必要がなくなります。まるで自分と相手が一緒に浮遊している感覚です。どんな相手に対しても、どんな場面でもこれができるのか? 今後の課題です。
一滴の滴が熱い岩に落ちて蒸発する後両手取り(浮舟の探求④)
合気した状態では、相手の力も感じず、それゆえ、自分の力も感じません。力に対して力で対抗して「投げた」という実感がないのに、なぜか相手は吹っ飛んでいる。これが合気の目指す世界でしょう。その一端が少しだけ見えてきました。

