黒帯からの呼吸力探求(正面打ち入身投げ)

人は生涯で6億回以上呼吸すると言われ、驚異的な持続力、何十キロもある上半身を楽々と動かす根源的なパワーを持っています。そして「息が合う」という言葉に象徴されるように、人は呼吸に感応します。呼吸力とはまさに生命力であり、生まれながらに誰もが持っている力です。

丁寧に術理を学ぶ(初めての5級審査準備)

基礎的な技に込められた術理を理解することは、技を意味を考える上で極めて重要です。ただ型を覚えるのではなく、「なぜこういう動きをするのか? なぜそれが合理的なのか?」を常に考え、検証する。初心者のうちから、こうした稽古姿勢を身につけることが重要です。

黒帯からの正面打ち一教(仙骨で捌く)

接点で相手を捌こうとすれば、それはすぐに相手に伝わり、反発・抵抗・かわしを惹起します。正面打ち一教の崩しは、仙骨と丹田の動きを、ただ腕を通じて伝えるだけ。これを呼吸法(心身の開け閉め)と連動させることで、ぶつからないパワーを産み出します。

丹田から各部位を捌く(後両肩取り呼吸法)

この秋に初段審査を控えた方に、後両肩取りからの捌きを稽古しました。腕から離れ、身体各部位の捌きになればなるほど、丹田からの動きが問われます。後ろに回った相手がそのまま肩の動きを追いかけて自然に崩れてくれるような、過度な約束稽古の予定調和では、いくら稽古しても本当の捌きは身につきません。