合気上げをただできるできないはほとんど意味はなく、問題はそれをどう体捌きに活かすのかです。伸筋に依存するのではなく、仙骨と丹田から発動する合気上げは、そもそも最初から脱力した状態なので、そのまま体捌きに活かせます。
丹田の探求④身体内部から始まるぶつからない崩し(両手取り天地投げ)
これまでは主に、脱力からの伸筋の駆使によって相手を崩していましたが、より根本的に接点でぶつからない崩しを目指し、丹田からの身体内部の動きをより重視しています。忖度なしで腕をがつちりと抑えつけられても、しっかりとかかる技を目指します。
丹田の探求①三次元の動きを司る(両肩取り座技呼吸法から両手取り天地投げ)
もともと日本人の意識の中心、喜怒哀楽の中心は腹にありましたが、合気道ではまさに、丹田からすべての力の波が始まります。手や腕の動きとして表に出てくる様々な技は、丹田から生み出される三次元の動きの表出にすぎません。
両手取り天地投げ
両手取り天地投げ
両手取り天地投げ
両手取り天地投げ
両手取り天地投げは、呼吸法でつながった相手の重心を、脱力することで崩していくので、ぐっと力を入れて投げるのではなく、すっと力を抜くのが肝です。
2020年11月奉納演武・体術(正面打ち、片手取り、短刀、横面打ち、諸手取り、両手取り)
2020年11月の多久比禮志神社・奉納演武では、最後に約6分間、体術の演武を行いました。正面打ち、片手取り、短刀、横面打ち、諸手取り、両手取りの基本技を奉納しました。
奉納演武6・両手取り(天地投げ、呼吸投げ)
2020年11月多久比禮志神社奉納演武・体術の両手取りバージョン
両手取り天地投げ
天地投げを含めて、合気道における「投げ」は、最後のおまけです。相手と一体化して気持ちを合わせて崩せば、自ずから相手は投げられてくれます。演武でバンバンと相手を投げるのは、一種のパフォーマンスです。

