合気下げの大前提は、自分の身体を塊にする収縮力ですが、相手との接触面=皮膚感覚も大切です。皮膚は「第二の脳」と言われるほどに、様々なセンサーを有し、脳以上に身体組織と密接につながっている。その皮膚で捌くことを目指します。
合気下げの探求①1俵の重さを伝える身体意識(二人掛け諸手取り合気下げ)
多くの現代人は、30キロの米袋がどれほど重いのかすら知りません。ましてや、1俵(60キロ)前後ある自分自身の身体を塊にすれば、どんな相手でもそれを支えることができないという実感が持てない。合気道の身体意識は、まずその自覚からこそ始めるべきでしょう。
呼吸力の探求⑫呼吸投げ(両手取り、諸手取り)
呼吸投げはなぜ呼吸投げと言うのか・・この問いに答えが見い出せずにいましたが、身体内部の捌きが、呼吸と連動した心身の緩急にあるのではないかと気付いて、やっと少し分かってきたような気がします。
呼吸力の探求⑩身体を瞬時に塊にする(諸手取り合気下げ)
心身の開放と締めを呼吸と連動することで、瞬時に身体を塊にすることができ、合気下げが可能になります。つまり本来、合気下げの稽古は、それ自体が目的ではなく、呼吸法の鍛錬のためにあるわけです。
呼吸力の探求②諸手取り合気下げ
呼吸力の源泉は呼吸と連動した心身の緩急にあり、それは仙骨の開け閉めで司られています。つまり丹田の意識とは、仙骨の開け閉めがエネルギーの源泉であることを示します。腕力や体格にはまったく関係のないエネルギーの源泉です。
誰でもできる仙骨からの合気下げ(諸手取り)
合気下げは秘伝でも不思議な力でも何でもなく、誰にでもできる崩しです。ただし、ある程度稽古を積み重ねて、身体感覚を培っておく必要はあります。
仙骨が動けば世界が動く(諸手取り呼吸投げ)
上半身を瞬時に動かすパワーを持ち、しかもその動きが相手に分からない仙骨。これを自由に駆使すれば一畳どころか半畳で相手を崩す世界に近づけます。
仙骨でつながる二人掛け諸手取り(合気下げ・呼吸投げ)
仙骨の開け締めを駆使すれば、相手とぶつかることなく捌けます。相手は力の拠り所を失い、抵抗できない、抵抗する気が起きない状態になります。丹田で相手とつながる感覚を研ぎ澄まします。
合気下げの極意は仙骨にあり
最も厳しい諸手取りの状態から合気下げをする動画は色々とありますが、それらに懐疑的だった二人で試行錯誤してみました。その結果、最後には仙骨の開け締めを自由に駆使すれば、本当に真下に崩すことが可能だと分かりました。
仙骨を開放する(諸手取り呼吸法)
仙骨を締めて相手とつながった状態からの開放は、まるで無重力のなかで動くように軽く自由になります。相手との力のぶつかり合いが起きず、相手は腰砕けのように崩れます。

