初段と2級の審査を控えた方の準備として、約1時間ぐらいぶっ続けで連続技の集中稽古を行いました。呼吸力を意識し、流れのなかで捌いていけば、ほとんど息が乱れることなく集中力を維持できます。
正面打ち小手返し(上級者向け)
あらゆる捌きは、そこから変幻自在に様々な技を生み出すことができる、一番ナチュラルで無理のない状態をつくることが理想です。最初からある技に限定して捌くことは、武産にはつながりません。
ぶつからず起こしを感じさせずに崩す(上級者向け)
合気道のすべての技は、上半身や腕に意識があると力技となり、すぐに相手の抵抗を惹起し、その時点で技は失敗しています。脱力していかに相手とぶつからず、起こしを感じさせずに崩すのかこそ、探求すべき道になります。
正しい受け(初心者教室)
試合のない合気道の約束稽古は、取りと受けのやりとりの質ですべてが決まります。そのためには、正しい受けを通じて心身を練り上げることが不可欠です。
片手取り四方投げ(初心者教室)
四方投げは、四方切りを出自とするので、「投げ」ではなく、相手の肩口から剣を切り落とす感覚が肝です。ゆえに腕や上体で捌くのではなく、初心者の段階から体捌き、足捌きをきちんと身につける必要があります。
正面打ち三教
関節技を覚えるのは、それを極めるためではなく、あくまでも関節を通じて相手の中心に入り込んでいく感覚を得るためです。最終的には、相手を大きな気の流れのなかに巻き込んで、一体となるのが理想です。
正面打ち二教
教科書的に相手を抑え込んで二教を取ることには、ほとんど必然性がありません。むしろ、流れのなかで自然に二教を取る、そんな体捌き、足捌きを目指します。
片手取りで相手とつながる(上級者向け)
相手との接点で均衡状態をつくり、心身を一体化させることができれば、「起こし」を生み出すことなく相手を崩すことができます。崩された側は、何の抵抗もできずに、ただ心地よく崩されてしまう。これが理想です。
座技呼吸法の受けと取りの入れ替え(上級者向け)
合気道は、攻撃してくる相手、つまり先に起動する受けを捌く体系です。しかし、熟練してくると、受けながらも相手を先に起動させる、つまり受けと取りの入れ替えが可能になり、本当の意味での攻防になります。
交差取り一教(初心者教室)
一般部の初心者教室では、最初の5級審査まで、徹底的に基礎稽古を行います。体の変更、入身、転換、ナンバの動きなど、通常の身体の使い方とまったく異なるので、初心者の方はみなさん、「頭と身体が一致しない」「頭の体操にもなる」と仰います。

