
里山合気会が昨年8月に、会員とそのご家族の方たちで開催した懇親会。 そこでそれぞれの方に、「なぜ合気道をするのか?合気道に何を求めるのか?」を一言ずつ話していただいた。 一応主催者として、最後にまとめる話をさせていただいた。 「みなさん、虹の色は何色だと思いますか? 普通は7色だと思っているかもしれませんが、国や民族、文化の違いによって、例えば3色だと考える人たちもいます。つまり同じものを見ても、全然違って見えているわけです」 「そして、その違いは、その共同体、コミュニティーによって決まります。虹を3色だと認識する共同体に暮らす人にとっては、それが当たり前。でも、7色どころか、もっと細かく色の違いを識別する共同体にいる人にとっては、繊細に細分化されていきます」 「私が稽古で目指すことは、心身の在り方について、より繊細に差異を感じられ、より緻密に駆使できるようになることです。でもそれは、一人ではできません。稽古仲間と一緒に、道場の文化として作り上げていくしかできないわけです」 「里山合気会は、より豊かに、より繊細に、より緻密に、心身の在り方をお互いに感じられる、そんな道場として発展していくことができればと思います。それはここにいるみなさんが、全員で取り組んでいかなければできないことですから、ぜひお互いに協力していきましょう」 相当酔っ払っていたから、こんなにまとまって綺麗には話してはいないと思うが、こんなことをお話ししたと記憶している。 今年も、合気道を通じて、より豊かに、より繊細に、より緻密に、そして何よりより楽しく生き生きとなれるように、会員の方と一緒に稽古に励んでいきたい。

