作用ー反作用の関係を作らず、自分の体重をそのまま相手に伝えれば、どんなに力がある人でも耐えられない。そのためには、決して踏ん張らない、頑張らない。丹田を中心に浮遊した感覚で、リラックスして相手を捌きます。
「柔よく剛を制す」を諸手取りで検証する
武道的に求められる「上虚下実」を追求するためには、腕を駆使する意識を極限的に無くす必要があります。腕を曲がる、腕を上げるという動きは、すべて相手のエネルギーと自分の体捌きの結果であり、自分が意識して動かそうとした瞬間に、「上実下虚」となります。これを諸手取りで検証します
独楽のように身体を纏める
物理的により大きなエネルギーを産み出すために、踏ん張ったり引っ張ったりせず、ただ自分の身体の運動エネルギーを最大限に駆使します。丹田を中心に浮いた感覚こそが、これを可能にします
First Contact(はじめに合気ありき)
武道である以上、First Contact ですべてが決まると言っても過言ではありません。相手と向かい合った瞬間から合気する。決まった型から始まるのではない自由な動きを目指します。
2月21日(土)大沢野ウィンディで合気道体験会を開催!

一瞬の静寂で合気する(「動く禅」は明鏡止水)
合気道が「動く禅」と言われる所以は、明鏡止水となる心身の状態を目指すからでしょう。一瞬の静寂が動を産む。動と静は表裏一体。わずか0.1秒でも、世界が止まる瞬間を体感したいものです。
この世界を豊かにするのが武道

里山合気会が昨年8月に、会員とそのご家族の方たちで開催した懇親会。 そこでそれぞれの方に、「なぜ合気道をするのか?合気道に何を求めるのか?」を一言ずつ話していただいた。 一応主催者として、最後にまとめる話をさせていただいた。 「みなさん、虹の色は何色だと思いますか? 普通は7色だと思っているかもしれませんが、国や民族、文化の違いによって、例えば3色だと考える人たちもいます。つまり同じものを見ても、全然違って見えているわけです」 「そして、その違いは、その共同体、コミュニティーによって決まります。虹を3色だと認識する共同体に暮らす人にとっては、それが当たり前。でも、7色どころか、もっと細かく色の違いを識別する共同体にいる人にとっては、繊細に細分化されていきます」 「私が稽古で目指すことは、心身の在り方について、より繊細に差異を感じられ、より緻密に駆使できるようになることです。でもそれは、一人ではできません。稽古仲間と一緒に、道場の文化として作り上げていくしかできないわけです」 「里山合気会は、より豊かに、より繊細に、より緻密に、心身の在り方をお互いに感じられる、そんな道場として発展していくことができればと思います。それはここにいるみなさんが、全員で取り組んでいかなければできないことですから、ぜひお互いに協力していきましょう」 相当酔っ払っていたから、こんなにまとまって綺麗には話してはいないと思うが、こんなことをお話ししたと記憶している。 今年も、合気道を通じて、より豊かに、より繊細に、より緻密に、そして何よりより楽しく生き生きとなれるように、会員の方と一緒に稽古に励んでいきたい。
ブルース・リーのように水になれ(2025年稽古納め)
里山合気会の稽古は、各人の問題意識を触発することがメインです。どんな習い事でも同じですが、すべての道は自分自身で切り拓くしかありません。道場はそのための実験場であり、道友は実験仲間。指導者も初心者も、誰もが試行錯誤を繰り返しながら稽古します。来年のテーマは「水になれ」。柔らかく、しなやかに、竹のようなレジリエンスを持つ心身を目指していきましょう。
打ち込みに合気する(静寂の瞬間が技を産む)
合気する瞬間は、時間が止まり、静寂が訪れます。すべての技の泉は、つねに透明で穏やかでなければならない。合気道が「動く禅」と言われる所以です。
天秤投げは呼吸を合わせる
腕の力で投げようとせず、ただ呼吸を合わせて入身する。相手にとっては掴みどころのない手にただ導かれる状態を目指します

