合気道が「動く禅」と言われる所以は、「内観」にあります。相手に何をするのか、ではなく、自分自身がどう自然体に戻るのか、そのためにどうすればいいのかだけを考える。それが結果として相手を崩し、制することにつながる。合気道において、いかに意識が重要なのかを示しています。
何もしない自然体に戻す(中心帰納の探求③)
相手との関係で歪みが生じた自分自身と向き合い、ただ元の自然体に戻る。「技」はこのレジリエンスのプロセスに過ぎません。だからこそ、できるだけ相手に対して何もしない。向き合うのは常に、自分自身の心身の状態です。
子どもは達人に一番近い(中心帰納の探求②)
子どもは無理に頑張ったりせずに、自然体でいることが当たり前。だからこそバランスが取れ、中心軸がしっかりし、居着くことなく軽々と動けるので、達人に一番近い存在です。頑張ることが当たり前だと考えている大人は、固く居着き、心身のバランスを喪失しているので、達人から一番遠い存在になってしまうのです。
波動を伝える肩取り二教(Be wave!②)
相手が掴んでいる肩を通じて、自分の波動を伝えるためには、より心身の状態が柔らかく、しなやかでなければいけません。稽古は常に、自分自身の心身の状態をチェックし、相手と共振できるのかを目指します。
返す波で捌く片手取り呼吸投げ(円転の理⑨)
Be water! (ブルース・リー)、そして Be wave! 波のように柔らかく、捉えどころのない捌きを目指します。
波のうねりで捌く後両手取り(円転の理⑥)
波のうねりは上下左右前後とどちらにも寄せては返し、一つであり無数であり、どんな形にも変化します。合気道の捌きは、まさにこうした波のように自由自在なうねりを目指します。
面を点に変える身体意識②(柔らかく変幻自在に捌く)
点でのつながりは360度どの方向にでも捌くことができます。相手とのつながりを点と意識することで、自分自身を柔らかくして脱力し、変幻自在に捌くことを目指します。
面を点に変える身体意識①(視覚に囚われない)
多くの場合、面として感じられる相手とのつながりを、点と意識して捌くことで、相手に応じた自由な捌きが可能になります。自分の意識が自分の身体を縛っていることを自覚し、そこからの解放を目指します。
二人と合気して捌く②(諸手取り四方投げ)
二人掛けから捌くには、相手との合気が必須ですが、状況に応じて、一人とは上で、もう一人とは下で、同時に合気することが問われます。仙骨を入れる動きで、上と下の合気を同時に創り出します。
二人と合気して捌く①(諸手取り呼吸投げ)
二人掛けはしっかりと合気しないと捌くのが難しいので、それを検証する稽古だと言えます。まずは二人を相手に下で合気し、前と後ろに呼吸投げをする稽古をしました。

