体の変更については、色々な考え方があると思いますが、相手とは関係なくまずは自分自身が自然体に戻ることを目指して稽古します。相手は居着き、自分は自由になるのが理想です。しかし、相手を崩したり居着かせたるするのはあくまで結果であり、問題は常に自分自身と向き合うことです。
相手に何かしようと思わない(中心帰納の探求④)
合気道が「動く禅」と言われる所以は、「内観」にあります。相手に何をするのか、ではなく、自分自身がどう自然体に戻るのか、そのためにどうすればいいのかだけを考える。それが結果として相手を崩し、制することにつながる。合気道において、いかに意識が重要なのかを示しています。
子どもは達人に一番近い(中心帰納の探求②)
子どもは無理に頑張ったりせずに、自然体でいることが当たり前。だからこそバランスが取れ、中心軸がしっかりし、居着くことなく軽々と動けるので、達人に一番近い存在です。頑張ることが当たり前だと考えている大人は、固く居着き、心身のバランスを喪失しているので、達人から一番遠い存在になってしまうのです。
心身の波が産み出す諸手取り呼吸投げ(Be wave!③)
呼吸投げは、文字通り相手と呼吸を合わせ、一体化し、心身の波を相手に伝えることで産み出されます。
竜巻のように捌く入身投げ(円転の理⑩)
自分が入身するのではなく、相手が入身せざるを得ない状態に導くのは、竜巻のように相手を巻き込む円運動です。風のようにしなやかに捌きます。
返す波で捌く片手取り呼吸投げ(円転の理⑨)
Be water! (ブルース・リー)、そして Be wave! 波のように柔らかく、捉えどころのない捌きを目指します。
表裏を波のように捌く片手取り四方投げ(円転の理⑤)
表と裏は、本来は相手との関係において自然に捌く方向が変わるもので、波のようにいつでも瞬時に反転できる心身の状態が求められます。直線的な動きでは、窮すると転ずることができません。
独楽のように捌く小手返し(円転の理①)
相手の攻撃をかわす動きは、そのまま独楽のように回転を始めて相手を巻き込み、捌きます。相手の攻撃は、独楽が回り始めるためのエネルギーであり、それと一体化することですべて相手に返っていきます。
合気で捌く③そもそも合気って何?(片手取り四方投げ・両手取り天地投げ・諸手取り呼吸投げ)
相手を居着かせた瞬間、相手と一体化した状態でバランスが均衡します。それを一方的に解除すると、相手は無意識に崩れたバランスを取り戻そうとして付いてくる。まさに力ではない導きとなり、一体化すればするほど大きく崩れるという、合気道の本質に迫ることができます。道場はまさに、こうしたプロセスの実験場であり、道友は実験仲間です。
居着きと脱力の探求①接点で争わない体捌き(片手取り・両手取り)
合気道において、大切なことはすべて、心身内部で起きています。見かけ上のパフォーマンスでは決して見えない、相手の居着きを生み出す仙骨・下丹田からの動き、そして相手を居着かせてからの脱力による捌き。力という概念が根本的に覆る、奥深い合気道の世界を探求する旅を続けましょう。

