剣と同様、合気道の捌きは身体の中心から発します。腕ではなく、あくまでも丹田を中心とした動きをいかに体得するのか。常に「上虚下実」が問われます。
流れに逆らわず相手の肩をロックする(交差取り三教)
すべての技は、無理やり力ずくでかけるものではなく、当然にも関節技も同様です。約束稽古で受けをとってくれている相手を痛めつけるような関節技は、合気道の精神とは真逆です。
正中線に相手の中心を落とし込む(交差取り二教)
仙骨を入れて相手を下に崩す瞬間と、楕円軌道を描いて相手の中心を自分の正中線に引き込んでいく瞬間をぴったり一致させることで、腕の力にはまったく関係なく相手を崩すことができます。
呼吸力の探求⑦交差取り入身投げ
相手と呼吸を合わせることで居着きを生み、そこから捌くことで繋がりが強くなります。呼吸力は、相手と一体化する力でもあります。
呼吸力の探求⑥交差取り二教、呼吸投げ
下丹田を通じて相手とつながることで、相手の気とエネルギーを取り込みます。バネが縮めば縮むほどその反発力が増すように、そのまま相手に返します。
交差取り入身投げ(初心者教室)
初心者の方が学ぶべきは、基本的な技の型と同時に、常に伸び伸びと心身を駆使することです。合気道は屈筋ではなく、伸筋を駆使することが基本ですが、この感覚は日常生活とは異質な世界なので、ある種のカルチャーショックになります。
交差取り一教(初心者教室)
剣術由来の合気道では、初心者の段階から、手刀を意識して稽古することが問われます。常に身体の中心で剣を振り下すように駆使します。
交差取り三教、四教
三教も四教も、相手との接点が異なるだけで、そこから相手の中心と繋がっていくことは同じです。稽古を続けると、相手の指先を捌くだけで手首、肘、肩、さらに肩甲骨まで一気につなげることが可能になります。
交差取り一教(初心者教室)
一般部の初心者教室では、最初の5級審査まで、徹底的に基礎稽古を行います。体の変更、入身、転換、ナンバの動きなど、通常の身体の使い方とまったく異なるので、初心者の方はみなさん、「頭と身体が一致しない」「頭の体操にもなる」と仰います。
交差取り一教
合気道の理想は、自分の腕を掴んでいる相手を自然に導くことです。相手は、手を離したくても離せない状態、何でついていくのか分からない。そんな状態を目指します。

