切り込んで来た相手には、剣の重さの分、体術よりはるかに簡単に居着きが生まれます。線を外し、仙骨を入れて瞬時に居着きをつくり出して捌きます。
太刀取り(呼吸投げ)
至誠館系列で稽古されたきた方から、太刀取りを学びました。新しい技、とりわけ武器技は心身に馴染むまで時間がかかりますが、その分、探求しがいもあります。
太刀取り(入身投げ・四方投げ)
太刀取りの体捌き、足捌きは、そのまま体術にもつながります。と言うか、そもそも武器技が体術に変化したとも言えるでしょう。
太刀取り(切り返し・肘固め)
体術と同様、相手の中心と自分の中心を一体化させ、気持ちを合わせることで捌きます。剣で切りかかってくるので、脱力がより一層難しくなりますが、そこが武器技の面白味でもあります。
太刀取り(呼吸投げ・小手返し)
剣で切り込まれても、心身の状態を静かに保ちながら入身・転換を正確に行えるのか。常に己の状態を検証しながら稽古します。
一人稽古(立禅・剣・杖)
立禅を15分、変化の太刀の仕手と受けの素振り、三十一の杖の素振り、最後に杖の差し替え。じっくりと一人稽古。
変化の太刀・素振り
変化の太刀の仕手と受けの素振り。一人稽古では組太刀はできませんが、相手の動きを想定して行います。
八方切り
四方投げの出自は四方切り。さらに八方切りは、足捌き、体捌きを覚えるのに最適。腕の力ではなく、肩甲骨を含めて身体を柔軟にし、剣に合わせて身体が動く感覚を磨くことが肝です。