四方投げと呼ばれているからか、どうしても前に投げようとしてしまいますが、元々は四方切り。相手の肩を真下に切り落とすのが基本です。肩を柔らかく、足も軽く、踏ん張らず、力まず、ただ下に切り落とすのを目指します。
初めての5級審査準備(初心者教室)
この春から合気道を始めた方が、初の5級審査を控えての予行演習稽古を行いました。50代以上で合気道を始める方も増えています。人生100年時代、合気道で心身の健康寿命を延ばしましょう!
初めての合気道体験(伝統的な身体意識を学ぶ)
合気道に興味を持ち、体験に来られた方に、いかに合気道の魅力を伝えるのか? 日々試行錯誤していますが、一番大切なことは、心身を一体のものと考える日本の伝統的な武道文化をいかに伝えるのかだと思います。
ゼロからの横面打ち(入身投げ・四方投げ)
横面打ちは、円の動きで相手のエネルギーを吸収し、繋がりを大切にしながら捌きます。ダンスのような感覚で相手と一体化し、ステップを刻みます。
丁寧に術理を学ぶ(初めての5級審査準備)
基礎的な技に込められた術理を理解することは、技を意味を考える上で極めて重要です。ただ型を覚えるのではなく、「なぜこういう動きをするのか? なぜそれが合理的なのか?」を常に考え、検証する。初心者のうちから、こうした稽古姿勢を身につけることが重要です。
ゼロからの片手取り呼吸投げ(初心者教室)
投げるのではなく、ただ下に崩すだけ。その前提として、相手の肩までロックさせて居着かせる。「こんなに上手く投げたぞ!」と自己主張するための技は、本来の合気道の精神とは相反するパフォーマンスです。
ゼロからの正面打ち一教(初心者教室)
合気道のイロハのイとも言える正面打ち一教ですが、初心者はまず、相手をしっかりと下に崩し、さらに相手の中心を自分の中心に引き込んでいく感覚を学ぶことが問われます。相手とぶつからず、一体化する。この先学ぶ、すべての技につながっていきます。
ゼロからの正面打ち入身投げ(初心者教室)
相手とぶつからない動き、まるでダンスで踊るように、相手と一体化する捌きを目指します。そもそも力のない女性の方が、初心者のうちから、無意識にこの捌きを体得しやすいことを、力自慢の男性は自己省察すべきです。
丹田の探求⑤上虚下実・相手を居着かせる体捌き(初心者教室)
手をどう動かすのかという意識を後景化させて「上虚」にし、身体意識の中心を丹田に置く「下実」の状態を常態化させる。そのためにこそ、型を覚え、そして型から解放されていく必要があります。
ゼロからの片手取り四方投げ(初心者教室)
秋に初審査に挑戦する初心者の方に、片手取り四方投げの基本的な体捌き、足捌きをマンツーマンで指導しました。四方投げの出自は四方切りであり、剣の捌きであることを、短刀を活用して体感しながら稽古しました。