里山合気会の稽古は、各人の問題意識を触発することがメインです。どんな習い事でも同じですが、すべての道は自分自身で切り拓くしかありません。道場はそのための実験場であり、道友は実験仲間。指導者も初心者も、誰もが試行錯誤を繰り返しながら稽古します。来年のテーマは「水になれ」。柔らかく、しなやかに、竹のようなレジリエンスを持つ心身を目指していきましょう。
腕は体幹から発するエネルギーの通り道
知的生物である人類を最も象徴するのが腕と手。二足歩行により腕と手を自由に駆使できることで、人類はここまで発展したのだが、それは進化と荒廃の両側面を持つ。腹=体幹こそが本来のエネルギーの源泉。
丹田と結ぶ呼吸力
すべてのエネルギーは丹田に収め、丹田から発する。腕や肩などの部位は、そのエネルギーの通り道。触れられた場所から丹田までの経路を一瞬にして繋げる、丹田と結ぶ呼吸力を目指します。
丹田から波をつくる座技呼吸法
合気道のすべての技は、丹田を中心とした呼吸力、それを波のように駆使することを目指します。波を作り出すためには、心身の状態が柔らかいことが不可欠です。肩や肘が硬いと、波はそこで止まり、伝わりません。
小手返しは丹田に収めるだけ
小手返しは関節を極めて投げるのではなく、自分の丹田にただ収めるだけ。結果として相手が崩れ、自分自身は自然体のまま捌くことを目指します。
丹田に取り込み合気して一体化する
相手のエネルギーを自分の中心である丹田に取り込み、一体化する。対立ではなく調和、そして相手と一体化して球体となる感覚を研ぎ澄まします
龍ノ口で捌く片手取り呼吸投げ
龍ノ口で相手のエネルギーを丹田に吸収し、球体が廻るように相手に返します。ぶつからず、力まず、柔らかく捌きます。
座技は丹田を浮遊させて捌く(半身半立ち正面打ち)
立技と同様に座技でも、踏ん張らず力まず、丹田を浮遊させて自由に動かして捌くのが理想です。
丹田で捌く諸手取り呼吸投げ
相手のエネルギーを球体の丹田に吸収して、くるりと返す感覚で捌きます。 腕の意識を捨て、自然体を維持することを目指します
丹田に入って来たエネルギーを優しく返すだけ
相手のエネルギーを丹田にもらって自分のバランスを戻し、そのエネルギーを相手に返してあげる。投げ技はそのオマケです。

