呼吸のリズムで捌けば捌くほど、心身が気の波に乗り、一切余計な力を使わずに動き続けることができます。動けば動くほど、身体は軽くなり、集中力は増し、心が洗われていく、まさにマインドフルネスに近づきます。
「観の目」で導いて捌く(短刀突き小手返し)
「観の目つよく、見の目よはく」は、宮本武蔵『五輪書』での兵法の心得として有名ですが、この心身の状態を常に心がけて稽古することが大切です。相手の全体を感じ、それに逆らわずに導いて捌くことを目指します。
呼吸力の探求⑰心身をバネのように駆使する(正面突き呼吸投げ)
呼吸力は心身内部に強靭なバネを生み出し、その収縮と伸びを呼吸でコントロールします。バネの中心は下丹田にあり、それが強ければ強いほど、相手のエネルギーを吸収し、増幅させて相手に返すことができます。
正面突き小手返し
突きの拳を返すには、手首にこだわらず、柔らかく体幹につながる筋を探して捌くことです。がっちりと掴むと、自分自身の自由を奪います。
正面突き小手返し(円の動きのイメージトレーニング)
相手の突きを受けた瞬間から、まず自分の中に円運動のイメージを生み出し、そのイメージに沿って捌きます。相手に囚われず、ただ無心に捌くだけ。そのためには、イメージトレーニングが極めて重要で、それを実際の稽古の中で行う感じです。
正面突き回転投げ
正面からまっすぐに向かってくるエネルギーと気持ちに一体化し、自分も一緒に回転して逸らす。正確な体捌き、足捌きが問われます。
正面突き五教
合気道のすべての技は、入身か転換の体捌き、足捌きでほぼ決まります。通常は一番安全な相手の裏側に入りますが、表側に入る技は、当然にもリスクが高いです。だからこそ、正確な体捌き、足捌きが問われます。

