型から入り、型を学ぶことはもちろん大切ですが、最も大切はことは、その型を通じて何を学ぶかです。表面の形だけでなく、その奥に何が込められているのかを、常に考えながら稽古していきたいものです。
自然体で捌く中学1年生
小学5年生から合気道を始めて2年半。柔らかく、無駄な力を入れず、体軸がブレず、足がよく動き、自然体で捌いています
竜巻のように捌く入身投げ
手前に崩れた相手を前に投げるなんて、本当は無理なはず。相手のエネルギーに逆らわずにそれを吸収して、竜巻のように捌くのが自然です。
相手に何かしようとせずにただ自分が自然体に戻ることだけを考える
意図をもって相手に関わると、必ず相手に分かります。相手をどうするのかではなく、自分自身と向き合う。その結果、相手が崩れるだけです。
中心帰納で自然体に戻すだけで相手は崩れる
がっちりと諸手で持たれているのは気にせず、ただ自分のバランスを内部で戻すことだけを考えます。そのためには、身体意識を研ぎ澄まし、固くなっている箇所、力んでいる箇所を自ら緩めることが必要です。
丹田で捌く諸手取り呼吸投げ
相手のエネルギーを球体の丹田に吸収して、くるりと返す感覚で捌きます。 腕の意識を捨て、自然体を維持することを目指します
合気して捌く正面打ち呼吸投げ
相手を叩きのめしてやろうとすれば、合気はできません。常に自然体で優しく受け止めて相手のエネルギーを返してあげるだけです。
片手取り呼吸投げはただ足元の50円玉を拾うだけ
投げようとして踏ん張ったり力んだりしないで、ただ下に崩すだけ。自分自身のバランスを保ち、自然体を維持することが一番大切です。
一緒にダンスするように自然体で捌く
相手を投げることが目的ではなく、自分が自然体に戻ることが目的です。技はあくまでもそのためのプロセス。本来何もしたくない自分に向かってきた相手を捌き、何もしなくてもいい状態に戻るだけです。
無理に投げようとせずただ自然体に戻るだけ
相手を無理に投げようとすればするほど自分のバランスは崩れていきます。逆に自分のバランスを自然体に戻せば、結果として相手は崩れます。