立技と同様に座技でも、踏ん張らず力まず、丹田を浮遊させて自由に動かして捌くのが理想です。
隅落としは腕をブランと振るだけ
成人の腕の重さだけで5キロぐらいはあるでしょう。それがブランと振れる運動エネルギーはかなりのものですが、普通は自分で腕を支えてしまうので駆使できません。
丹田から起動する座技呼吸法
接点で争わない、つまり接点から動くと、相手にすべて察知されます。それを避けるために、すべては身体内部から起動する。丹田がなぜ重要なのかの秘密はそこにあります。
万歳は呼吸法
万歳は単に腕を上げるのではなく、丹田から心身を解放する動きです。まさに呼吸法の典型であり、普遍性を持っています。
ぶつからない力まない片手取り呼吸法
型から入り、型を学ぶことはもちろん大切ですが、最も大切はことは、その型を通じて何を学ぶかです。表面の形だけでなく、その奥に何が込められているのかを、常に考えながら稽古していきたいものです。
自然体で捌く中学1年生
小学5年生から合気道を始めて2年半。柔らかく、無駄な力を入れず、体軸がブレず、足がよく動き、自然体で捌いています
竜巻のように捌く入身投げ
手前に崩れた相手を前に投げるなんて、本当は無理なはず。相手のエネルギーに逆らわずにそれを吸収して、竜巻のように捌くのが自然です。
相手に何かしようとせずにただ自分が自然体に戻ることだけを考える
意図をもって相手に関わると、必ず相手に分かります。相手をどうするのかではなく、自分自身と向き合う。その結果、相手が崩れるだけです。
中心帰納で自然体に戻すだけで相手は崩れる
がっちりと諸手で持たれているのは気にせず、ただ自分のバランスを内部で戻すことだけを考えます。そのためには、身体意識を研ぎ澄まし、固くなっている箇所、力んでいる箇所を自ら緩めることが必要です。
丹田で捌く諸手取り呼吸投げ
相手のエネルギーを球体の丹田に吸収して、くるりと返す感覚で捌きます。 腕の意識を捨て、自然体を維持することを目指します