技は自然体に戻るプロセス(中心帰納の探求⑩)

自然体でいる自分に対して、攻撃を仕掛けてくる相手。これにより生じる不自然な状態をただ解消したい。相手を倒すのが目的ではなく、自分が自然体に戻る、そのプロセスが技と言われるものです。だから相手は関係なく、ただ自分の心身の状態と向き合うこと。それが結果的に相手の攻撃を捌き、制する。合気道が「動く禅」と言われる所以です。

黒帯からの呼吸力探求(正面打ち入身投げ)

人は生涯で6億回以上呼吸すると言われ、驚異的な持続力、何十キロもある上半身を楽々と動かす根源的なパワーを持っています。そして「息が合う」という言葉に象徴されるように、人は呼吸に感応します。呼吸力とはまさに生命力であり、生まれながらに誰もが持っている力です。