丹田の球体で捌く②(突きのエネルギーをもらって返す)

突きを避けて捌くのではなく、相手の突きのエネルギーで自分の丹田の球体がくるりと廻る。独楽を回す糸のように、相手の突きが自分を廻してくれ、もらったエネルギーをそのまま返してあげるだけ。さらに心身の状態を丹田を中心とした球体にすることで、360度のバランスが保てます。

相手を投げることではなく自然体に戻すのが目的(問題意識を共有する①)

最近、他県から体験稽古を希望される方が何人かおられ、「こんな小さな田舎の道場でよろしければお気軽にどうぞ」と楽しく稽古させていただきました。せっかく来ていただいたので、私たちがどのような問題意識で稽古しているのかはお伝えしたほうがいいと思い、それをまとめたシリーズを作成します。第1回は、「合気道の目的は相手を投げることではなく、自分自身と向き合い、自然体に戻ること」というテーマです。