
2025年2月14日(金)八尾行政サービスセンターで合気道体験会を開催!

四方投げと呼ばれているからか、どうしても前に投げようとしてしまいますが、元々は四方切り。相手の肩を真下に切り落とすのが基本です。肩を柔らかく、足も軽く、踏ん張らず、力まず、ただ下に切り落とすのを目指します。
この春から合気道を始めた方が、初の5級審査を控えての予行演習稽古を行いました。50代以上で合気道を始める方も増えています。人生100年時代、合気道で心身の健康寿命を延ばしましょう!
合気道に興味を持ち、体験に来られた方に、いかに合気道の魅力を伝えるのか? 日々試行錯誤していますが、一番大切なことは、心身を一体のものと考える日本の伝統的な武道文化をいかに伝えるのかだと思います。
横面打ちは、円の動きで相手のエネルギーを吸収し、繋がりを大切にしながら捌きます。ダンスのような感覚で相手と一体化し、ステップを刻みます。
基礎的な技に込められた術理を理解することは、技を意味を考える上で極めて重要です。ただ型を覚えるのではなく、「なぜこういう動きをするのか? なぜそれが合理的なのか?」を常に考え、検証する。初心者のうちから、こうした稽古姿勢を身につけることが重要です。
投げるのではなく、ただ下に崩すだけ。その前提として、相手の肩までロックさせて居着かせる。「こんなに上手く投げたぞ!」と自己主張するための技は、本来の合気道の精神とは相反するパフォーマンスです。