合気で捌く③そもそも合気って何?(片手取り四方投げ・両手取り天地投げ・諸手取り呼吸投げ)

相手を居着かせた瞬間、相手と一体化した状態でバランスが均衡します。それを一方的に解除すると、相手は無意識に崩れたバランスを取り戻そうとして付いてくる。まさに力ではない導きとなり、一体化すればするほど大きく崩れるという、合気道の本質に迫ることができます。道場はまさに、こうしたプロセスの実験場であり、道友は実験仲間です。

合気で捌く①(両手取り天地投げ)

合気上げをただできるできないはほとんど意味はなく、問題はそれをどう体捌きに活かすのかです。伸筋に依存するのではなく、仙骨と丹田から発動する合気上げは、そもそも最初から脱力した状態なので、そのまま体捌きに活かせます。

黒帯からの呼吸力探求(正面打ち入身投げ)

人は生涯で6億回以上呼吸すると言われ、驚異的な持続力、何十キロもある上半身を楽々と動かす根源的なパワーを持っています。そして「息が合う」という言葉に象徴されるように、人は呼吸に感応します。呼吸力とはまさに生命力であり、生まれながらに誰もが持っている力です。

丹田から各部位を捌く(後両肩取り呼吸法)

この秋に初段審査を控えた方に、後両肩取りからの捌きを稽古しました。腕から離れ、身体各部位の捌きになればなるほど、丹田からの動きが問われます。後ろに回った相手がそのまま肩の動きを追いかけて自然に崩れてくれるような、過度な約束稽古の予定調和では、いくら稽古しても本当の捌きは身につきません。