合気道のすべての技は、丹田を中心とした呼吸力、それを波のように駆使することを目指します。波を作り出すためには、心身の状態が柔らかいことが不可欠です。肩や肘が硬いと、波はそこで止まり、伝わりません。
小手返しは丹田に収めるだけ
小手返しは関節を極めて投げるのではなく、自分の丹田にただ収めるだけ。結果として相手が崩れ、自分自身は自然体のまま捌くことを目指します。
丹田に取り込み合気して一体化する
相手のエネルギーを自分の中心である丹田に取り込み、一体化する。対立ではなく調和、そして相手と一体化して球体となる感覚を研ぎ澄まします
龍ノ口で捌く片手取り呼吸投げ
龍ノ口で相手のエネルギーを丹田に吸収し、球体が廻るように相手に返します。ぶつからず、力まず、柔らかく捌きます。
座技は丹田を浮遊させて捌く(半身半立ち正面打ち)
立技と同様に座技でも、踏ん張らず力まず、丹田を浮遊させて自由に動かして捌くのが理想です。
丹田で捌く諸手取り呼吸投げ
相手のエネルギーを球体の丹田に吸収して、くるりと返す感覚で捌きます。 腕の意識を捨て、自然体を維持することを目指します
丹田に入って来たエネルギーを優しく返すだけ
相手のエネルギーを丹田にもらって自分のバランスを戻し、そのエネルギーを相手に返してあげる。投げ技はそのオマケです。
呼吸のリズムで捌き丹田に収める
相手のエネルギーを吸い込んで吐く。呼吸と連動させることで、全身をリラックスさせた状態で捌き、最後は自分の丹田に収める。残心とは自らが自然体に戻ることです
丹田の球体で捌く(腕力は使わない)
座技でも丹田は浮かせて自由に360度動ける状態で捌きます。
丹田を浮かせる(力まない踏ん張らない天地投げ)
丹田を浮かせれば心身を自由に解放できます。