多くの場合、面として感じられる相手とのつながりを、点と意識して捌くことで、相手に応じた自由な捌きが可能になります。自分の意識が自分の身体を縛っていることを自覚し、そこからの解放を目指します。
2022年秋・少年部5級審査
少年部はあまり型にとらわれず、もちろん試合もないので、合気道を楽しんで伸び伸びと稽古することを目指しています。さすがに、審査の時は緊張してますが、それもいい経験です。
二人と合気して捌く②(諸手取り四方投げ)
二人掛けから捌くには、相手との合気が必須ですが、状況に応じて、一人とは上で、もう一人とは下で、同時に合気することが問われます。仙骨を入れる動きで、上と下の合気を同時に創り出します。
2022年秋奉納演武会(有段者演武②)
約8分間の演武を行い、最後にこの演武会で袴デューし、国際貢献に赴く若い女性の方と参加者全員で記念撮影。戦争や貧困に苦しむ海外の貧しい地域。大変なリスクを背負いながらも、ぜひ合気道の精神を活かして頑張ってください!
2022年秋奉納演武会(有段者演武①)
里山合気会では、初心者を含めて参加された方全員に演武をしていただきます。有段者は、時間制限はありません。どれだけ納得できる演武ができるのかを自分自身で検証し、1年の稽古を振り返り、今後の課題を見つけるための演武会です。
二人と合気して捌く①(諸手取り呼吸投げ)
二人掛けはしっかりと合気しないと捌くのが難しいので、それを検証する稽古だと言えます。まずは二人を相手に下で合気し、前と後ろに呼吸投げをする稽古をしました。
一番厳しい状態から捌く(後両手取り)
後で両腕をねじり上げられた状態から捌くには、合気すると同時に心身を柔軟に駆使することが問われます。あえて一番厳しい状態から捌く稽古をすることで、自分の心身の状態を検証する。予定調和の稽古では、進歩はありません。
2022年秋・奉納演武会ダイジェスト
奉納演武会は、神前で日頃の稽古を奉納し、心身の調和と健康を願います。演武はマインドフルネスを目指し、呼吸と心を乱さずに平常心で行えるのかが一番大切です。
丹田の探求⑥仙骨が生み出すパワー(座技呼吸法)
30キロ以上ある上半身を支え、それを瞬時に動かすことができる仙骨のパワーは、誰もが持っています。その力を活かし、効果的に相手に伝えれば、腕力などに関係なく相手を崩せます。そのための身体意識の高まりこそが稽古の目標です。
合気で捌く③そもそも合気って何?(片手取り四方投げ・両手取り天地投げ・諸手取り呼吸投げ)
相手を居着かせた瞬間、相手と一体化した状態でバランスが均衡します。それを一方的に解除すると、相手は無意識に崩れたバランスを取り戻そうとして付いてくる。まさに力ではない導きとなり、一体化すればするほど大きく崩れるという、合気道の本質に迫ることができます。道場はまさに、こうしたプロセスの実験場であり、道友は実験仲間です。