仙骨の開け締めを駆使すれば、相手とぶつかることなく捌けます。相手は力の拠り所を失い、抵抗できない、抵抗する気が起きない状態になります。丹田で相手とつながる感覚を研ぎ澄まします。
合気下げの極意は仙骨にあり
最も厳しい諸手取りの状態から合気下げをする動画は色々とありますが、それらに懐疑的だった二人で試行錯誤してみました。その結果、最後には仙骨の開け締めを自由に駆使すれば、本当に真下に崩すことが可能だと分かりました。
仙骨を開放する(諸手取り呼吸法)
仙骨を締めて相手とつながった状態からの開放は、まるで無重力のなかで動くように軽く自由になります。相手との力のぶつかり合いが起きず、相手は腰砕けのように崩れます。
仙骨でつながる(片手取り隅落とし)
仙骨を締めて丹田から相手と一体化することで、相手は居着き、そこから仙骨を開放すれば自由に捌くことができます。合気道において大切なことは、目に見えない場所で起こっている。それが実感できる稽古です。
2022年稽古始めの記事を富山新聞に掲載していただきました!

2022新年のご挨拶
今年も明るく楽しく稽古を続け、合気道の世界を探求してまいります。 2022年がみなさまにとって良い年でありますように!