2021年11月奉納演武会・有段者演武③

すべての演武者が、受けと取りを両方行いました。武道の基本は、何よりも自らの心身を自由に駆使できることであり、その自由が利かない心身で武道を語るのは論理矛盾です。だからこそ、指導者こそ積極的に受けも取り、厳しい鍛錬が問われるはずです。

両手取り呼吸法(上級者向け)

体捌きの尖端の意識が、初心者は手首にありますが、上級者になるにつれて肘、肩、さらに肩甲骨=身体の中心に近づいていきます。それに伴い、上半身は脱力し、通常の腕の力などほとんど使わない状態になります。